つめみこブログ

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【まとめ】ふるさと納税をもっとお得に使う!返礼品以外にもマイルや金券などを得られる方法【2019年7月版】

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(初版:2019/2/14 更新:2019/7/2)

 

節税の手段としてすっかり有名になったふるさと納税。お得であることには変わりないですが、総務省の通達により返礼品の価値が寄付額の30%以下になるように修正されてしまいました。今後も、よほどの事がない限り30%以下の返礼品しか出てこないでしょう。

更には、総務省の別の通達により2019年6月1日以降、寄付しても税金控除にならない自治体も出てきます。そのため、5月末現在あるキャンペーンのほとんどが、6月以降終了すると見込まれています。

 

勿論、ふるさと納税の大前提は地方自治体への貢献ですが、同じ自治体に寄附するでもよりお得な方が良いですよね?同じ30%の返礼品なら、少しでもおまけが付く方が良いですよね?

今回はそのふるさと納税をするときに、更にお得度を増やす方法をまとめてみました。規制が強まる前、最後の駆け込みにいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

ふるさと納税とは?

支払う税金が減らせる

ふるさと納税とは何ぞや?ということについてですが、簡単に言ってしまえば、

「所得税と住民税を減らせる寄付」

ですね。

 

我々が普段、社会の一員として生活している中で、国や自治体から沢山の支援があります。金銭的な援助だけでなく、サービスやインフラ、公的機関、そういったものを支えるのが、我々の支払う税金です。この税金のうち、所得税と住民税が、ふるさと納税によって控除、つまり減額する事が出来ます。

 

ふるさと納税と言っていますが、より正確には寄付と言っていいでしょう。寄付の証明をすると寄付した年の所得税と、その額を元に計算した翌年度の住民税が還付あるいは減額されるのです。

寄付額の上限は年間収入によって決まっており、その金額以内の寄付の場合、そこから2000円引いた額が、所得税と住民税から控除される事になります。

 

 

ふるさと納税と寄付の違い

例えば赤十字や国際連合児童基金*1に寄付をした場合、10000円の寄付なら2000円を引いた8000円が税金から控除されます。30000円なら28000円が控除。10000円を3回やっても、やはり28000円が控除されます。

 

一方、ふるさと納税の場合、寄付をした自治体が寄付に対して返礼品をくれることがあります。この場合、10000円の寄付なら8000円の税金控除があるのは変わりませんが、更に追加で自治体からの返礼品が貰える事になります。つまり、返礼品の分だけ、通常の寄付よりお得、ということになるわけです。

返礼品の価値は様々ですが概ね寄付額の30%です*2。つまり、最終的な結果としては、たった2000円の負担で数々の返礼品を受け取れるという事になります。これが、ふるさと納税が現在急速に広まっている理由です。

 

さて、普通にふるさと納税をした場合は自治体から返礼品をもらってお終いです。

しかし、一部のふるさと納税ポータルサイトを利用したり、あるいはポイントサイトを経由して納付した場合などでは、返礼品だけでなく更にお得になることがあります。 

 

 

Amazonギフト券やポイントなどが貰えるポータルサイト

ふるなび

ふるなびでは2019年4月1日現在、全国227自治体が登録されています。

 

ふるなびは「ふるなびプレミアム」というふるさと納税代行サービスを行うなど、少し高級路線と言うか、やや高所得者向けのポータルサイトという印象です。

とは言え、10000円未満の返礼品も2000点以上ありますので、ハードルは決して高くありませんので安心してください。

 

 

ふるなびは寄付額の1%分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンを恒久化しています。

www.tsumemiko.com

2019年6月以降もこの恒久化サービスは継続するようですね。

https://furunavi.jp/incentive.aspx

 

キャンペーン

2019/6/20より、第65代横綱の元貴乃花親方を起用したCMが公開され、それを記念したキャンペーンが開催されています。

キャンペーン期間中は、通常寄付額に応じて1%貰えるAmazonギフト券が3%に増量します。キャンペーン終了日は現在のところ未定だそうなので、早めに寄付を検討すると良いでしょう。

 

 

ふるさとプレミアム

 商品画像
ふるさとプレミアム

2016年12月から運営しているポータルサイト、通称ふるプレです。2019年4月1日現在59自治体の取り扱いがあります。

 

2018年6月ごろから、ふるなび同様、寄付額の1%相当のAmazonギフト券を独自に付与するキャンペーンを開始しています。

恒久化とは言っていませんが、定期的に期間を延長していますので今後も期待したいところです。

 

キャンペーン

2019年7月中の寄附には、寄付額の3%のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンをやっています。ふるなびが上げたことに対抗している感じがします。今後も両サイトとも頑張って欲しいですね。

 

 

ANAのふるさと納税

2016年4月から始まったANAのふるさと納税。2019年4月1日現在155自治体が参加しています。

ここでは利用金額に応じて100円毎に1ANAマイルが貰えます。マイルの価値をどう考えるかで還元率は変わりますが、マイラーは1マイル=1.5〜2円で考えることが多いですので、そう考えるとふるなびに引けを取りませんね。

ANAをよく利用する方は、こちらを利用してみるのも良いでしょう。

 

 

楽天市場のふるさと納税

楽天市場でもふるさと納税をする事が出来ます。大きく2つのメリットがありますね。

 

まず1つは、期間限定楽天スーパーポイントを利用出来る事。

楽天では折につけ沢山のポイントが付きますが、多くは期間限定ポイントです。この期間限定ポイントは当然利用期限がありますが、結構短い事が多いです。

 

また、楽天スーパーポイントは等倍のEdyに交換したり、0.5倍のANAマイルに交換する事も出来ますが、これには期間限定ポイントは対象外となっています。そのため、期間限定ポイントは楽天関連のサービスで利用するしかないのですが、実はこれ、楽天のふるさと納税で支払いに充当する事が出来るのです。

それも期間限定ポイントから優先的に使われますから、期間限定ポイントだけ利用して差額をクレカで支払う事も可能です。

 

 

もう1つですが、楽天のサービスを利用しているため、仮に全額ポイントで支払ったとしても、その金額に応じて最低でも1%分の楽天スーパーポイントがまた貯まります。

更に、楽天市場では定期的にお買い物マラソンや買い回りキャンペーンを行っていますが、ふるさと納税もその商品の対象となります。

 

扱っている自治体もどんどん増えてきていますので、楽天経済圏のヘビーユーザーなら是非使ってみてください。 

一応、わたしのオススメ返礼品も紹介しています。参考にしてみてください。

www.tsumemiko.com

 

 

ポイントが使えるポータルサイト

Tポイント(Yahoo! 公金払い利用)

ふるさとチョイス

https://www.furusato-tax.jp/

間違いなく、ふるさと納税ポータルサイトの最大手はここですね。お礼品の情報はここで集めるのが良いでしょう。最近は掲載自治体・項目が増えすぎて、検索が全然絞れないと言う弊害も出てきているようですが、情報の網羅性は抜群です。

 

しかし、ここを利用した場合の特典は基本的にはありません。

たまにクレジットカードの方のキャンペーンで、ふるさとチョイスでの支払いにクレカを利用するとポイントが当たる、などがある程度ですね。

 

いちいち色々なサイトを見て回るのが面倒な人、既に欲しい特定の返礼品が決まっている人には、情報が一番多いのでオススメ出来ます。

また、基本的にここの決済はYahoo!公金払いを利用していますので、Tポイントを利用しての寄附が可能です。期間限定Tポイントから優先して使われますので、期限が切れそうなポイントが沢山あるときは納税を考えてみましょう。

 

ANAのふるさと納税

前述のANAのふるさと納税も、支払いはYahoo! 公金払いですので、Tポイントを利用することが出来ます。

 

ふるぽ

JTBが運営しているポータルサイトが「ふるぽ」ですが、こちらは寄付のシステムはふるさとチョイスのを間借りしています。なので、支払いには当然Yahoo! 公金払いを利用します。

以前はJALとのコラボ返礼品がありましたが、2019年5月末までで受付終了してしまいました。残念。

JTBが運営していることもあって、旅行関連の返礼品が特徴的ですね。ただし、予約をとる際に電話が必要など条件がある場合があるのでよく熟読してから申し込んでくださいね。

 

 

 

Yahoo!ふるさと納税

2019年2月15日現在、168自治体が登録されています。もちろん、Yahoo!公金払いを通して支払われますのでTポイントが使えます。

ただし、楽天みたいにポイントがもらえるわけではないので、あえてここを利用する理由はないでしょう。

 

Walletポイント

Wowma! ふるさと納税

 

携帯キャリア大手のKDDIが運営するのがWowma! ふるさと納税です。auキャリアがもらえるwalletポイントや、ショッピングサイトWowma!で利用できるWow!スーパーポイントでの支払いが可能です。

auキャリアユーザーでポイントを多く持ってる方は、検討してみても良いかもしれません。

なお、利用してwalletポイント/Wow!スーパーポイントがもらえるかどうかは不明です(もらえない可能性大)

 

Rebates対応

楽天のポイントサイトであるRebatesに対応しているポータルサイトでは、そこを経由することで楽天ポイントがもらえます。

さとふる

2019年4月1日現在、559の自治体が登録されています。CMなどで見る機会も多いですよね。認知度もそれに伴い、急激に伸びてきています。

支払い方法がクレジットカードだけでなく、Pay-easyやコンビニ振込(寄付額5万円未満)、キャリア決済*3も選択出来る利点があります。

さとふるはレビューを書くと1万円分のAmazonギフト券が抽選で貰える、独自のキャンペーンを毎月行っている他、独自のキャンペーンを度々出していますので、良い条件なら検討してみても良いでしょう。

 

ふるさと本舗

 

 2018年9月から登場した新しいポータルサイトです。一部上場企業であるVOYAGE社(PeX/ECナビなど運営)の子会社が運営してます。

まだ17自治体と少ないですが、美味しい特産品の紹介を主とするサイトのようですね。

2019年7月現在、7月末までの期間でAmazonギフト券2%プレゼントキャンペーンもやっています。

 

 

ふるり

 

 

ふるりは魅力的な寄付金の使い道から納税者を集めようとしているポータルサイトですね。ふるさと納税本来の趣旨に沿った感じがします。

 

 

 

 

まとめ

現時点で、ふるさと納税を更にお得に利用するなら(同じ返礼品を選ぶなら)、

  • 楽天のふるさと納税:楽天市場のSPUや買い物マラソンなどのキャンペーンを利用して楽天スーパーポイント大量獲得
  • ANAのふるさと納税:利用して1%のANAマイルを獲得
  • ふるさとプレミアム:2019年7月中は利用して3%のAmazonギフト券を獲得
  • ふるなび:利用して3%のAmazonギフト券を獲得
  • 一部のポータルサイト:Rebates経由で楽天スーパーポイントを獲得

などの方法があります。

 

勿論、ふるさと納税の本質は寄付によって自治体が発展する事にあります。しかし、同じサービスを利用するのなら、より良い条件、よりお得な方法を選ぶのは世の常でしょう。皆さんもご自分のライフスタイルに合った、良いふるさと納税ライフをお送りください。 

 

 

*1:日本ユニセフ協会では断じてありません

*2:2017/4/1に総務省より通達が出たためです

*3:au,softbankのみ、寄付額10万円未満

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