わたしが以前JALユーザーだった話はしました。
今でこそANAマイルを貯めSFCを目指していますが、その前に貯めていたJALマイルがあります。期限切れを迎えそうだった一部のマイルは特典航空券として使いましたが、残りのマイルをどうしようか考えていました。
これまでは、JALマイルをANAマイルに変換するルートがない訳ではなかったのですが、いずれもマイル数が半分以下になってしまうため現実的ではありませんでした。
そんなわたしの願いを知ってか知らずか、2016年3月に交換率の高い、とあるルートが開通しました。
それがJMB JQ SUGOCAカードルートです。
JMB JQ SUGOCAカード
そのルートに必要なこのカードはイオンファイナンシャルが発行しているものです。
その名の通り、
・JMB(JALマイレージクラブ)
・JQ(=JR九州)
・SUGOCA(電子マネー)
の3つの機能を持っています。
年会費が1350円(税込)かかりますが、年1回でも利用があれば無料になります。
特徴
それぞれの機能や特徴は公式HPをみてもらえればわかりますが、
最大の特徴はJALマイルをJRキューポJQポイントに交換できるところにあります。
このJRキューポはSUGOCAに交換して1ポイント1円で利用できる他、
Gポイントへの移行も可能です。
GポイントからはおなじみのソラチカルートでANAマイルに変換する事が出来ます。
交換率
気になる交換率ですが、
10000JALマイル
→10000JRキューポ
→10000Gポイント
→10000メトロポイント
→9000ANAマイル
と、JALマイルを0.9倍のANAマイルに交換する事が出来ます*1。
今までにない高交換率ですね。これを活かすと、ANAマイルを貯めるために敢えてJALマイルを貯める、なんていう新たなANAマイル獲得手段が見つかるかもしれません。
また、JALマイルからGポイントまで交換するのに必要な日数が約10日と少ないのも嬉しいところ。
欠点
この方法の欠点としては、
・ソラチカルートを使うので、他のポイントのマイル移行が妨げられる
・そもそもJALマイルからの交換の使い勝手が悪い(1万単位かつ上限が年2万)
の2つが挙げられると思います。
特に2つ目の不便さが、あまり話題に乗らない理由なんじゃないかと思ったりします。10000JALマイルが手元にないと交換できないというのは、普段JALマイルを全然貯めない人にとっては全然手軽ではありません。
せめて、1000マイル単位くらいから使えるのであれば、もっと利用者が増えると思うのですけどね。
実際に交換してみる
本当に交換できるの?という方のために、実演しました。参考にしてみてください。
1週間経たずに、10000JALマイルが10000Gポイントとして加算されました。
便利な使い方
JALマイルの貯め方として、2016年4月よりエムアイカードを利用する方法が誕生しました。三越伊勢丹での一部の買い物に限定されますが、JALマイル還元率が最大5%になります。詳しくは上の記事をごらんください。
この方法ですと、年20万円の買い物で10000JALマイル貯まり、JMB JQ SUGOCA ルートが利用できます。
以上、JALマイルをANAマイルに交換する方法でした。
*1:ただし、Gポイントからメトロポイントに交換する際に5%の手数料が取られます。その前後で案件をこなしていれば、後日手数料がバックされます。