ふるさと納税ポータルサイトの『ふるなび』で1%還元のサービスが開始されていました。しかもこのサービス、恒久化の予定のようです。早速確認してみましょう。
ふるなびとは
ふるなびとは、いまさら説明不要かもしれませんが現在多々ある、ふるさと納税ポータルサイトの一つです。
未だにプリンターやパソコン等の電化製品を取り扱っていたり、年収2000万円以上の高所得者を対象としたふるさと納税コンシェルジュサービスを行っていたりと、やや高級路線を行くような特徴があります。
2017年4月以降、総務省によるお達しによりふるさと納税の返礼品の還元率が30%程度に引き下げられた中、還元率30%を超えるような返礼品が未だにちらほら見えますので、選ぶ人によっては良いポータルサイトとなります。
ふるなびAmazonギフトコードプレゼント
さて、今回のサービスについてです。
2017年11月1日以降、ふるなびでふるさと納税した利用者全員に利用額の1%相当のAmazonギフトコードをプレゼントすると言うものになります。
一応条件が3つ設定されています。
条件①
ふるなび会員(登録無料)にご登録済み、かつログインされた状態で行われた寄附
基本的にふるなびは会員登録をして、ログインした状態でしか利用出来ないと思います。
条件②
ふるなびのサイト上から行われた寄附
敢えて注釈を付けるなら、同じ自治体に対し他のふるさと納税ポータルサイトを経由してはいけませんよ、という条件ですね。
条件③
クレジットカード(Yahoo!公金支払いを含む)での決済による寄附
郵便振替や銀行振込での寄附は対象外となります。
3つとも、簡単な条件ですね。
注意点
『ふるなびグルメポイント』や『ふるなびトラベル』は対象となります。
特に前者はふるなびオリジナルの返礼品ですから、利用者には喜ばれますね。
ちなみに『グルメポイント』とはこんなものです。
一方『災害支援』の寄附は対象外となります。災害支援の場合は返礼品が出ないからでしょうか。正直、むしろ返礼品が出ないからこそ災害支援であっても対象に含めて欲しかったなと思います。
なお、Yahoo!公金払いではTポイント*1が利用出来ます。Tポイントを利用して支払った際にどれだけアマギフが貰えるのかはよく分かりません。おそらく、実際にクレジットカードで支払った金額に対してのみ、1%のバックがあるのだと思います。
どなたか、試される方がおられましたらご教示くださいまし。
アマギフの受け取り
さて、寄附をした後の話です。
寄附をすると、その翌々月の末日から半年間、ふるなびのマイページからAmazonギフトコードを取得する事が出来るようになります。
半年以内にコードの取得を忘れるとその権利が失効してしまいますので、忘れずに取得するようにしましょう。
Amazonのギフトコードは、Amazonのアカウントページから登録し、使えるようになります。
具体的な手順について説明します。
マイページにアクセス
まず、ふるなびにログインしマイページにアクセスします。
自分の寄附履歴が出ますね。上図で赤枠で囲った『Amazonギフト券を確認する』ボタンを押します。
Amazonギフト券を確認する
次の画面です。2017年12月に寄附したので、翌々月末である2018年2月末から反映されます。わたしの場合、2018年2月22日にメールが届き、翌23日までには反映されていました。
反映されてから(メールが届いてから)半年がギフト券コードの発行期限です。忘れずに発行しましょう。
Amazonギフト券コードを発行する
緑のボタンを押すと、ページ下部が変化します。
発行済みAmazonギフト券コード一覧が更新され、コードを表示出来るようになります。ボタンを押すとギフト券コードが表示されるので、あとはこれをコピペしてAmazonアカウントに登録しましょう。
Amazonアカウントに登録する
やり方はわざわざ説明しなくても分かりますよね。
有効期限は2028年2月24日でした。Amazonギフト券の有効期限は10年なので、ギフト券コードを発行したタイミングがそのスタートと言えますね。
期間限定キャンペーン(〜2018/12/31)
昨年に引き続き年末のかけこみ需要を狙ってか、2018年12月いっぱいでキャンペーンを行っています。
通常無条件で寄付額の1%もらえるAmazonギフト券が、なんと12月いっぱいは2%に増えるというキャンペーンです。自治体問わず、回数・金額も無制限です。
なお、2%への増量は11月に同様のキャンペーンを行っていたふるさとプレミアムに対抗したものとも思われますが、あちらは12月から3%とさらに増量してきてます。
どちらを利用するかは、欲しい返礼品次第でしょうね。
感想
どこのポータルサイトもふるさと納税の利用者を増やすために必死ですね。しかし、1%というのはなんとも微妙なラインだと思います。
例えば、ANAのふるさと納税なら寄付額の1%相当のANAマイルが貰えます。
マイルの価値は様々になりえますが、平均して1.5〜2円相当と考える事が多いです。1%マイルは1.5〜2%還元ということで、ふるなびよりも多くなります。勿論、対象自治体が異なるので一概にどっちがいいとかは言えませんけどね。
まとめ
ふるなびの利用で1%アマギフ還元はその期限が設けられていません。よほどの事がない限りずっと続くでしょう。
ふるさと納税に関しては返礼率の低下など、今後の動向が注目されます。利用者であるわたしたちも、今まで以上に、よりお得な使い方を模索する必要がありますね。
関連記事です。
ふるなびと言えば、グルメポイント。実際に使ってみた体験記です。
他にもお得なふるさと納税は沢山ありますよ。
記事の中ではANAのふるさと納税について触れましたが、JALも還元率の良い返礼品を用意していますよ。
*1:通常・期間固定ともに