ポイントサイトのPeXで投資が出来るようになっていました。さてはて、どんなサービスでしょうか。
PeX投資
PeXとは
すでにポイントサイトを愛用している陸マイラーならご存知でしょうが、PeXというのはポイントサイトの一つです。どちらかと言うとポイント交換の中継地的な位置づけですけどもね。
2017年10月に陸マイラーご用達の通称ソラチカルートへのポイント交換手数料が無料になるという改善があったり、兄弟会社に当たるポイントサイト『ECナビ』でANAマイル交換10％増量キャンペーンをやったりと、ここ数ヶ月評判が上がっている老舗ポイントサイトであります。
PeX投資とは？
そんなPeXが9月から、自社ポイントを利用して投資が出来るサービスを開始しました。
『powered by: maneo market』とある通り、サービスそのものはmaneo marketのソーシャルレンディングを使用しています。
どういう仕組み？
現在は募集中の案件がないのですが、募集時に案件を選択すると概要が出ます。
一番下に、どういう案件かのリンクがあります。リンク先はmaneo marketにつながっています。
募集ポイント数が、その案件に対するPeXの枠で、その範囲までのポイントをわたしたちユーザーが投資出来る事になります。最低1000ポイントから*1投資でき、おそらく個人の投資上限は無いと思われます。
その下に、運用期間・返還時期・返還ポイントとあります。運用期間はみたままですね。返還時期は、投資時期から運用期間を経て、出資者に資金が戻る時期です。返還ポイントは、最低投資額を出資した時に返還される予定ポイントです。
例えば、上記の例では1000ポイントを2ヶ月預ける事で、1017ポイント以上になって帰ってくる予定だと言う事です。2ヶ月で17ポイントですから、年利10％くらいですかね*2。
PeX投資のメリット・デメリット
このPeX投資、サービスのメリット・デメリットを考えてみましょう。
まずメリットから。これは、余剰ポイントを増やす可能性があると言う事につきますね。
陸マイラーであれば、最終的にはマイルに交換したいところでしょう。しかし、例えばANAマイルに効率良く交換する際には、PeXポイントで月々200000ポイント(18000ANAマイル相当)しか利用出来ません。
毎月200000ポイント以上のPeXポイントを稼げたり、あるいは他のポイントサイトを含めてそれだけ貯められる人にとって、有効期限のあるメトロポイントに交換する事は望ましくありません*3。
つまり、PeXポイントが貯まる一方のユーザーにとっては、この余剰ポイントは死に金ということになります。
これをPeX投資で運用するならば、現金化するよりも利率の良い資産管理となりえるでしょう。
一方でデメリットですが、これはやはり、投資と言う事で元本割れをするリスクがあると言う事ですね。
案件の内容にもよるでしょうが、出資した金額が一部あるいは全部返還されない可能性があります。しっかりソーシャルレンディング案件の内容を把握する事でそのリスクを低減する事は可能ですが、あくまでその判断は自己責任となります。
また、投資すると一定期間、そのポイントは利用出来なくなります。当たり前と言えば当たり前ですが、全額返還されるにしても数ヶ月後となりますので、PeXポイントをソラチカルートに回したい方は計画的に利用するようにしましょうね。
終わりに
9月以降、11月に案件が追加されましたが、一瞬で募集が締め切られました。
わたしも一部、投資に回してみました。どんな結果になるか、楽しみです。
繰り返しですが、投資はあくまで個人の責任です。ご利用は計画的に。
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ソラチカルートについて。
