つめみこブログ

マイルをつめで拾ってみでこぼす。略してつめみこブログ。SFC修行やマイラー活動やその他色々。

nanacoを使い倒そう

わたしがポイントやらマイルやらを貯め始めるきっかけになったのがnanacoの存在です。使い方を教えてくれた友人にホント感謝です。
備忘録も兼ねて、nanacoの使い方をメモしてみます。

 

 

nanacoとは

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まずnanacoについて。

nanacoは(株)セブン・カードサービスが提供する電子マネーです。

 電子マネーと言えば、楽天EdyやSuicaなどの交通系カード、WAONなどが他にあります。店舗によって使用できる電子マネーが異なったり、使用でポイントがつく場合もあります。

nanacoは主にセブン&アイ系列の各店で使用できます。最近少しずつ、使用できる他の店舗も増えてきていますが、大手コンビニではセブンイレブンしか使用できないなど他の電子マネーと比較すると守備範囲は狭いです。

nanacoを使用すると100円につき1ポイント、nanacoポイントがつきます*1。このnanacoポイントは等価でnanacoとして使用できる他、0.5倍のANAマイルまたは等倍のANA SKYコインに交換する事が出来ます。

 

 

税金が払える電子マネー

さて、こんなnanacoの最大の特徴と言ってもいいのが、収納代行に利用できると言うものです。最近はWAONも収納代行サービスとして利用可能になりましたが(一部ミニストップ店舗のみ)、あちらは1回5万円までしか対応していません。
一方のnanacoは、最大で5万円*5枚=25万円以内でしたら、1回の支払いに複数枚のnanacoを使用して支払う事が出来ます*2
高額の支払いが出来ると何が便利なのか。それは税金や国民年金などの支払いが出来ると言う事です。

 

住民税、所得税、固定資産税などの税金や国民健康保険料など、バーコード付きの納付書*3であれば、セブンイレブンでnanacoでの支払いが可能です。

多くの場合ではこれらの金額が大きく、出来れば現金では無くポイントのつくクレジットカードなどで支払えれば良いのですが、実際にはクレジットカードで支払えなかったり、最近では一部国税でクレジットカード払い出来るようになりましたが手数料が必要となり、結果的に割高になる場合もあります。

 

そこでnanacoの出番となります。

とは言っても、nanacoの支払いでは直接はポイントが付きません。nanacoにクレジットカードでチャージする事によって、クレジットカードのポイントがつくだけです。

したがって、現金でnanacoにチャージしても意味はありませんし、nanacoにチャージした時にポイントがつかないクレジットカードでもいけません。そこが、少し厄介なところです。

 

ただし、税金や健康保険料というのは必ず払わなくてはいけないものです。通常はクレジットカード払いできない*4これらを間接的にでも支払えると言うのは凄い事だとは思いませんか?

 

nanacoにチャージしてポイントが貯まるクレジットカード

ではどのクレジットカードがnanacoにチャージできるのか。正確には、チャージした時にポイントがつくクレジットカードは何か。選択肢はそんなに多くありません。

 (終了)楽天カード(JCB)

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(※画像引用:公式サイト)

 

※重要追記(2017/12/1)※

これまでnanacoチャージで1%相当のポイントが付いた楽天カード(JCB)ですが、2017年11月よりポイント付与対象外となりました(以下画像+文)。

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11月ご利用分(※1)の「楽天カード利用獲得ポイント」進呈より、今後下記ご利用分がポイント進呈の対象外となります。

【対象外となるご利用】
・nanacoクレジットチャージ
・モバイルSuica(※2)
・モバイルSuica年会費
・モバイルSuica(Apple)(※3)
・スマートICOCA(※4)

※1 2017年10月31日(火)以前のご利用分でも2017年11月5日(日)時点で楽天カードに売上情報が届いてないものはポイント進呈対象外になります。
※2 モバイルSuicaご利用分には、電子マネーへのチャージのほか、モバイルSuicaで購入されるモバイルSuica特急券・定期券・Suicaグリーン券なども含まれます。
※3 モバイルSuica(Apple)ご利用分には、モバイルSuicaからApple Payでチャージする電子マネーのほか、モバイルSuica(Apple)で購入されるモバイルSuica特急券・定期券・Suicaグリーン券なども含まれます。
※4 電子マネーへのチャージのほか、ICOCA発行再発行等も含まれます。

 

nanacoチャージには使えなくなってしまいましたが、他の場所では今まで通り還元率1%。年会費も無料です。

 

Yahoo! Japan カード(JCB)

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(※画像引用:公式サイト)

Yahoo!Japanカードは従来、nanacoチャージでも1%の還元率でしたが、2018/2/28をもって0.5%に改悪されてしまいました。

nanacoクレジットチャージご利用時のポイント変更について - お知らせ - Yahoo!カード

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つまり、10000円のチャージでこれまで100Tポイント付いていたのが50Tポイントになったということです。還元率0.5%ですね。

楽天カードに比べて、付与されるだけマシではあるのですが…。

 

ちなみに、これまでポイントが付かなかったVISA/Master Cardブランドでも、200円につき1Tポイント貯まるようになりました。

 

還元率0.5%とは言え、年会費無料で他の利用に関しては1%還元です。ロハコなどではポイント2倍、Yahoo!のサービスでも優遇が多い良カードです。

 

(終了)ANA JCB プリペイドカード

楽天カード、Yahoo! JapanカードともにJCBの券面であれば、ANA JCB プリペイドカードにチャージし、そこからnanacoにチャージするという作業を行う事で、ポイント付与対象となる技がありました。

 

しかし、こちらも2018/4/20をもって、ANA JCB プリペイドカードからnanacoへのチャージが出来なくなると言う改悪がありました。

平素は、ANA JCBプリペイドカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2018年4月20日(金)より、ANA JCBプリペイドカードは
「nanacoクレジットチャージ」で利用できなくなることをご案内します。

その他ご利用対象外加盟店の規定については、
「ANA JCBプリペイドカード ご利用の手引き」ページのご利用上の注意をご確認ください。

弊社では、引き続きANA JCBプリペイドカードをより便利にご利用いただけるよう
サービス向上に取り組んでいきます。
今後とも変わらぬご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。


 ▼会員専用WEBサービス「マイページ」はこちら
 → https://prepaid-mypage.jcb.co.jp/
 ※ご利用明細やバリュー残高などが確認できます。

 ▼カードサイト内「ANA JCBプリペイドカード ご利用の手引き」ページはこちら
 → https://www.jcb.co.jp/card/prepaid/pop/goriyou_tebiki.html


 ※本メールは、2018年3月末時点でご登録のメールアドレスに配信しています。

(メールより引用) 

 

リクルートカード(JCB/VISA/MasterCard)

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年会費無料です。どのブランドでもnanacoチャージでポイントが付きますが、VISA/MasterCardブランドなら楽天Edyへのチャージでもポイントがつくので、クレカ枚数を増やしたくない人はこっちがいいでしょう。

 

2018年4月16日以降、リクルートカード(ブランド問わず)から電子マネー(楽天Edy、nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCA)へのチャージでは、月間総額30000円までの分にのみポイントが加算されるようになりました。

【重要なお知らせ】リクルートカードにおける電子マネーチャージご利用分のポイント加算対象の改定について

集計は16日〜翌月15日まで。電子マネーへのチャージは合算額になりますので、例えば楽天Edyに3万円チャージしてしまうとその月の間はnanacoにチャージしてもポイントが付きません。

 

年間3*12=36万円以内の利用なら、月を跨ぐので面倒くさいですがこれまで通り利用する事が出来ます。

それ以上に利用される方は、他のクレジットカードを検討する他ありません。

 
(終了)ECナビカードプラス

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以前は一番ANAマイルが貯まるカードとされてきた、ECナビカードプラスですが、2018/4/1 2017/10/1以降のチャージ分からポイント付与対象外となってしまいました。還元率最大1.17%の優良カードだったんですけどね…

参考記録として載せておきます。

 


 

チャージの注意点

これらのクレジットカードでチャージした時の注意がいくつかあります。

まずはクレジットカードの登録です。クレジットカードでのチャージをするにはnanacoの公式サイトから利用するカードを登録する必要があります。これが時間がかかり、カード発行から10日程度経って初めて登録できるのですが、そこから更に24時間経たないと利用が出来ません。面倒くさい。

■クレジットチャージのご利用制限
クレジットチャージには、ご利用いただける回数や金額に制限がございます。
ご利用の際は、ご注意ください。

・クレジットチャージはnanaco番号毎に 1ヵ月間では回数で15回 合計金額で20万円迄、また1日では回数で3回迄のご利用が可能です。
※1ヵ月とは、月初(1日)~月末(各月末日)まで。1日とは、0:00~23:59までとなっております。

・1回で、クレジットチャージできる金額は、5,000円以上、1,000円単位で29,000円迄となります。

・nanacoカード、またはnanacoモバイルにチャージできる上限額は、50,000円です。

次にチャージの制限です。上記の通り、回数と金額に制限があります。高額な利用予定がある場合は、前月のうちにあらかじめnanacoをフルチャージしておく必要があります。また、現金だと1000円からチャージできますが、クレカだと最低金額が5000円とハードルを上がります。

更に、1枚のクレジットカードでは1枚のnanacoにしかチャージできません。実際にはモバイルnanacoは別扱いなのでチャージできるんですが、1回あたりの利用可能最大枚数である5枚(25万円相当)を満たすにはクレカが最低2枚必要になります。最大限に恩恵を与るには所持すべきクレカの枚数が増えてしまいます。

とは言え、上に挙げた3種のクレカはどれも年会費無料ですから、全て持っていても良いかもしれませんね。

 

 

nanacoで買えるあんなもの

QUOカード

nanacoで買えるものの1つにQUOカードがあります。

QUOカードは各種コンビニ他、一部の加盟店で使用できるプリペイドカードです。通常は購入するのにクレジットカード払いが出来ません*5が、セブンイレブンでは支払いにnanacoを使用する事が出来ます。間接的に、クレジットカードで支払った事になりますね。
QUOカードのお得なところは、5000円またが10000円のものを買った時にだけ、少し余分に使用可能額が増えるところです。具体的には、5000円のものには70円、10000円のものには180円分のおまけがついているのです。1.8%もお得!

収入印紙

実は収入印紙もnanacoで買えます。収入印紙はあまり使う事はないですが、飛行機で旅行するときにおなじみにパスポート、その発行・更新時に利用します。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

都道府県の収入証紙も、一部店舗で扱っているようです。他にも購入できる金券・証紙があるかもしれません。

 

POSAカード

コンビニなどで売られているギフト券です。レジを通さないと有効にならないもので、AmazonギフトやiTunesギフトなどが有名ですね。各種ありますが、それらを購入する事が可能です。

Amazonギフトはweb上でクレジット決済出来るのでわざわざnanacoで購入する理由はありませんが、楽天ポイントカードは別です。というのも年に数回、セブンイレブンでこのバリアブルカード*6を一定額購入するとおまけで楽天ポイントが付与される、というキャンペーンを度々やっているからです。

www.tsumemiko.com

対象となるコンビニがキャンペーン開催毎に異なりますが、セブンイレブンを利用するものの場合にはnanacoで購入する事で+αの得をする事が出来ます。

 

 

まとめ

あんまりまとまっていない感じもしますが、バーコードつきの振込書を沢山使う人はnanacoを利用すべきです。6月には住民税の分割1期の支払いがありますし、まだnanacoを使っていない人は今のうちに準備してはいかがでしょう。

また、コンビニや本屋の利用が多い人も、QUOカードで支払う事でポイント還元率を高める事が出来ますので、そちらもご検討くださいな。

 

 

Yahoo!JAPANカードはどのブランドでも、0.5%のポイント付与対象です。

公式サイト 

 

楽天JCBカードではnanacoチャージが出来なくなりました。

 

リクルートカードはJCB/VISA/MasterCardのどのブランドでもポイント付与対象ですが、月3万円の上限額が設定されます。

Edyにもチャージしたい人はVISA/MasterCardを選択しましょう。

公式サイト

*1:7&i系列店のみ、他店は1P/200円

*2:残額が0になった後にセンター預かり分を「全額残高確認」するとまた利用できるのですが、それが2枚目として扱われます

*3:30万円以内であれば、通常バーコードがつくようです

*4:東京都の自動車税など、一部自治体では払えるものもあります。また最近は手数料がかかるものの、多くの税の支払いにクレジットカードが使えるようになりました

*5:ファミリーマート店頭ではファミマTカードで購入できます

*6:1〜50000円の範囲で購入者が金額を選択する事が可能なカードです

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