つめみこブログ

マイルをつめで拾ってみでこぼす。略してつめみこブログ。SFC修行やマイラー活動やその他色々。

【投資】ソーシャルレンディング大手のmaneoを半年利用してみたYO!

こんにちは、jayです。

マイル道やポイント道を歩んでいくと、自然と投資にも興味が湧いてきますよね?

 

今回は、そんな中わたしが取り組んでみた、ソーシャルレンディング投資の経過報告となります。

 

 

 

maneoで投資を開始してみた

ソーシャルレンディングとは

まぁ、あんまりよくわかっていませんが。

ざっくり説明すると、事業のためにお金が欲しい会社Aに対し、我々ユーザから預かったお金を、レンディング会社が我々の代わりにLENDすなわち貸す訳です。

 

銀行から借りればいいんじゃね?と思うんですが、銀行は融資額が大きいとか、返済不能リスクがあるだとか、そういう色々な思惑で貸せないんでしょうね。なので、どうにかしてお金を工面したいA社は、銀行で借りるよりも金利が高いレンディング会社に金を借りるしかない訳です。

 

で、この金利分をレンディング会社とユーザで上手いこと分配するのが、ソーシャルレンディングで投資をすると言う事です。

 

…合ってるよね?

 

maneoとは

www.maneo.jp

んで、そのレンディング会社にも様々ある訳ですが、大手と言われる一社がmaneoとなります。

10年以上、この業界でやっているようです。

 

一応、返済実績一覧があるので確認してみましたが、今のところ返済が滞ったのが2案件7ファンド。

www.maneo.jp

4ファンドは現在債務回収中。3ファンドは、担保にしていた物件か何かを売っ払ってユーザに返却出来たそうです。

未払いは2300万円とのことですが、10000ファンド1383億円の融資を行っていることからすれば、支払いの滞るリスクはそれなりに低いんじゃないかな、と思います。

www.maneo.jp

7割以上が返済済みだそうです。 

 

ちなみに、ネットで調べると随分前には個人事業にも貸し出していて、そっちでは貸し倒れの案件があったとか。

 

実際にやってみた

というわけで、2018年1月から30万円入金して、運用してみました。

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現時点では返済遅延は起こしていません。30万のうち13万は貸した分が帰ってきました。分配金はトータル3761円、税金を引かれて3004円が現時点での利益です。

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こんな感じで毎月分配金やら、貸し出し満期を迎えた投資分が戻ってくる予定になっています。

30万を投資し、先ほどの3004円を含め2018年は合計9136ー1843=7293円の分配金が得られる計算です。年利としては税抜き前3.04%、税引き後2.43%ということになります。

 

 

 

デメリット

①貸し倒れリスク

まず思いつくのが、融資を受けた会社Aが返済不能となるリスクですね。こればっかりは、融資の詳細条件が非公開なので避けようがありません。

maneo自体も、これを回避するために不動産などを担保に入れたりしていますが、どういう基準で貸し出しを判断しているかはユーザには明かされていません。

 

ユーザの出来る対応としては、十分な担保がある案件だけを投資対象にする、一つの案件には多額を使わない、などでリスクを分散するしかないですね。

 

②maneo倒産のリスク

証券取引(株や投資信託など)と異なり、クラウドファンディング会社にユーザが預けた資金は万が一の場合保証されません。

つまり、maneo自体が倒産したりしたら、預けたお金は返ってこない事になります。

 

 

…mjky。

 

まぁこれはmaneoだけに限らないようですけどね。大金をつぎ込むのは、やはり危ないでしょう。

 

③税金の問題

maneoで得られる分配金の扱いは『雑所得』になります。

 

雑所得の場合、年20万円以内なら所得控除されますが、それを超えると収入に応じて税金がかかります。

実際の分配時に20%+復興税分が源泉徴収されてるので、平成30年現在で年収695万円以上の人は確定申告で更に税金を支払う必要があります。

 

雑所得にはFXや仮想通貨の収入、オークションやフリーマーケットの売り上げ、ブログでの収入(事業化してない場合)などが含まれます。

トップブロガーやアフィリエイターの方々なら年20万円を超えるでしょうか?その場合は分配金は更に減る事になります。

 

④利率が低い

maneoの案件の利率は、他のソーシャルレンディングの案件より低い傾向があります。おそらく、A社に貸し出す時の金利が低いから、ユーザに還元出来る分配金も減るのでしょう。

利率が高い案件もありますが、そういうものは大概運用期間=貸し出し期間が長い傾向があります。運用が終わるまで元本が返ってこないし、返済が滞るリスクは貸し出しが長い方が上がりそうです。

 

⑤回転率

良い案件はすぐに申し込み終了したり、そもそもなかなか出てこなかったりします。しかし、出てきた時に申し込むためにプール金を用意しておくのはリスクがあります。前述した通り倒産リスクに晒される、利息もつかない、利用しようと引き出すには手数料がかかる。

この辺の、運用がやや受動的になるのがデメリットですね。

 

 

メリット

じゃあメリットを考えてみると、まぁ勿論そもそもの目的である分配金が銀行預金よりは多く貰える点ですね。銀行の金利は現在0.001%とかだもん。

 

他のソーシャルレンディング会社とか、クラウドファンディング会社だと、開発したガジェットなりが貰えたり、金銭以外のメリットなどがあるようですが、maneoにはそれにはありません。ちょっとつまらない?

 

 

今後

始める前に調べとけって話だけど、やっぱりデメリットが思っていたより大きいですね。特に、現在は景気が良いですから借りる側もしっかり返済出来ていますが、不況になったらどうなるのか?とも思います。

 

そんなわけで、リスクに見合ったリターンが得られなさそうなので、やめようと思います。

 

…と思ったんですが、現在預けている30万円の中で、最後に運用を終えて戻ってくる案件の運用完了日が2020年3月でした。てへぺろ。

なので、それまでの期間は案件の運用を継続しておこうと思います。税引き後の金利3%くらいで運用出来てればいいかなぁ。

 

 

まとめ

興味があればやってみてもいいですが、あんまりオススメはしません。特に、大きな額の運用は避けた方が良いでしょう。

投資は自己責任でね。

 

 

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