今回はふるさと納税を利用して、高級店「松阪牛 よし田」の食事を格安で食べてきました!
前半はその経緯を、後半は食レポの記事となります。
経緯
ふるなびのグルメポイント
今回はふるなびのグルメポイントを利用して食事をしてきました。グルメポイントとはそもそも何か?という話については、以前記事にしていますのでご参照ください。
簡単に言いますと、これはふるさと納税の返礼品の一種なんですね。特定自治体に寄付をすると、その額の半分のグルメポイントと言うものがもらえます。このグルメポイントは、自治体と協賛している店舗での飲食代に充当する事が出来る、というものです。
返礼品としての還元率が50%と高いことと、ポイントサイト経由での寄付により更に最大5%還元*1される2点により、2016年後半のふるさと納税対象先として密かな注目株でした。
残念ながら総務省の通達により、2017年5月より還元率は30%に低下してしまいましたが、ポイントの有効期限が無期限と言うのは十分に魅力的だと思います。
グルメポイントの貯め方
これも前回の記事に記してあります。希望する自治体を選択し、寄付額を決めてクレジット決済をすれば、1時間もしないうちにポイントが反映されます。わたしは50000円を三重県明和町に寄付し、25000松阪牛グルメポイント*2を所持していましたので、これを使って食事に行ってきました。
※なお、現在は還元率が下がったために、同じ50000円を寄付しても15000ポイントしか得られません。
実際のポイントの使い方
①店舗に電話する
今回は友人たちとこちらのお店におじゃますることにしました。京王新線初台駅近く、新国立劇場に隣接する東京オペラシティビルの53階、「松阪牛 よし田」です。
知る人ぞ知る、高級腕時計の老舗専門店であるYOSHIDAが2015年にオープンしたこの店では、地上200mからの夜景を眺めつつ、しゃぶしゃぶ・すき焼き・鉄板焼きなどを楽しむ事が出来ます。
松阪牛のグルメポイントを利用出来る店舗は東京都内に36店舗*3。その中で予算や店舗情報、料理などをみて決定しました。
お店が決まったら、店舗に電話して希望の日時を伝えます。基本的に、グルメポイントを利用する時は電話での予約が必要です。予約する時に一言「グルメポイントを利用したいです」と言えば大体伝わるみたいですね。わたしが電話した時も、特に聞き返されたりはありませんでした。
ただし、グルメポイントを利用出来るコースは各店舗で決まっているようです。詳しくはふるなび内の各店舗ページで見られます。「松阪牛 よし田」の場合はこちらになります。
わたしたちが選んだのは「会席料理コース <松阪牛・黒毛和牛コース 銀杏>」というものでした。
※2018/8/19現在、このコースは対象ではありませんでした※
店によっては席だけ予約して当日にコースを決めて良いところもあるようです。
まとめると、ここで先方に伝える事は、
- こちらの氏名、連絡先
- 希望日時、人数
- グルメポイントを利用するということ
- 店舗によっては席の希望や、喫煙の有無、コースの選択
です。グルメポイントの利用予定額はここでは必要ありませんから、通常の店舗利用の時と異なるのは「ポイントを利用します」と伝える事だけですね。ポイントの利用には電話予約が必須ですから、お店の人に伝え忘れる事もそうそう無いでしょう。
②ポイント利用申請をする
さて予約が無事取れたら、次はポイントの利用申請です。ふるなびのマイページにログインした後、店舗ページに移動します。
右側の「ふるなびポイントの利用申請」をクリック。
申請画面はこんな感じです。電話で予約した通りに埋めていきます。
利用するポイント数は6000以上、1000ポイント単位です。ここでの申請ポイント分が当日の実際の会計から引かれて、差額を請求されると言う流れになります。
内容を確認したら送信。
確認メールが、ふるなびの登録アドレスに届きます。
ふるなびのマイページでも、予約を確認出来ます。
ここまで確認出来たら、後は当日お店に行って食事をしてくるだけです。
「松阪牛 よし田」の会席料理コース<銀杏>
食事風景
さて、食事会当日。仕事を終えたわたしたちは東京オペラタワー53階にある店の前に集合しました。
案内されたのは窓際の席でした。好天に恵まれ、眼下に広がる東京の夜景。
左手にパークハイアット東京。小さいですが中央奥に立つのが東京スカイツリー。この窓の右側には東京タワーも見えます。
テーブルは6つ、他にもカウンター席や個室などキャパシティも十分です。
ナプキンに店名が入っているのは一流店の証(あくまで個人の感想です)
先附①子持ち昆布
先附②山菜のお浸し
お造り3種(鮪、鰤、帆立)
炊き合わせ(海老芋)
お凌ぎ(松阪牛の握りと裏巻き寿司)
この握りが絶品でした。
冷菜(茶わん蒸し)
底に雲丹が眠っています。
揚物(松阪牛の湯葉巻、わかさぎ、山菜の天ぷら)
焼き物(A5黒毛和牛、焼き野菜)
季節の土鍋ご飯(浅蜊)、味噌汁・御御御付け
デザート(果物)とコーヒー(or紅茶orほうじ茶)
どれもとても美味しかったです!
今回は様子見で安い銀杏コースにしたのですが、椿コースだと最後の焼き物が松阪牛になります。がっつり松阪牛、という場合はそっちが良いでしょうね。
ちなみにわたしはお酒を飲まないのですが、ここの赤ワインは素晴らしいと友人たちが絶賛していました。
スイスワインの「Le Pinot Noir」です。1杯1080円。よく分かりませんが、この値段としては美味しい、ということでした。
ちなみに、このお店にはJALユーザーが大好きな森伊蔵があります。1杯3240円。わたしが頼んだミネラルウォーターが8本も飲めちゃいます、くわばらくわばら。
「YOSHIDA」の名は伊達じゃない
ちなみに、「松阪牛 よし田」は高級腕時計専門店「YOSHIDA」の系列店なんですが、100年以上続く老舗高級店だけあってとてもゴージャスです。
本物だそうです。
大宴会場と言う名のサロン。オーナーがお客様を持て成す時に使う他、ランチタイムはここでリーズナブルな値段のランチを楽しめるそう。
バカラ。
バカラ。
バカラ。
ぜーんぶバカラ。
オーナーの趣味のワイナリー。ワイン好き垂涎の品揃えらしいです。
会計
さて、至福の時間も終わりを迎え、会計をします。
3名分のコース料金にドリンク代。サービス料は10%かかります。〆て40440円ですが、赤線で引いたように、ふるなびのグルメポイント利用分25000円が引かれていますから、請求は15440円となっています。
お店の人の話では、最近少しずつグルメポイントの利用者が増えてきているとの事でした。確かに、ディナーは価格的に簡単に入れる店ではありませんが、ふるさと納税によって格安で食べられるなら利用者も増えそうですよね。
ちなみに、今回の支払いで発生した差額15440円はクレジットカードで支払っています。
このお店はJAL特約店でしたので、ショッピングマイルに加入したJALカードで支払い、JALマイルも貯まりました!
まとめ
「松阪牛 よし田」はとても美味しく、景色も良くて素晴らしいお店でした。
どうしても価格設定が高いのが難点ですが、ふるさと納税を使う事で格安で食べられるならその敷居も低くなります。是非一度、足を運んでみてください。
また、今回初めて使ってみましたが、グルメポイントはかなり『有り!』な返礼品だと思いました。有効期限なし、返礼品としての還元率30%、ふるなびの無期限キャンペーンで1%分のAmazonギフト券が付与され、おまけにポイントサイトを利用すれば更に1%程度還元されるのですから、納税先に困っている方は検討する価値があると思います。
何のトラブルも無く、非常にあっさりと利用出来たので、東京・名古屋・大阪にお住まいの方は納税してみては如何でしょうか?
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