つめみこブログ

マイルをつめで拾ってみでこぼす。略してつめみこブログ。SFC修行やマイラー活動やその他色々。

いつでも楽してSFC

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前回までのあらすじ

日本SYUGYO学会ではJGCおよびSFCを如何に楽して取得出来るか、ということについて、日夜研究しています。

以下が、SFC修行における代表的な研究成果です。

 

問題点

これまでのルート案はどれも、ANAの「ギャラクシーフライト」便を利用していますが、これは夏季限定の路線なんですよね。ですから、特定の期間でしか利用出来ないと言う大きな問題点がありました。

やはり模範解答はいつでもどこでも誰でも利用出来るものであるべき。そんな思いから、別解を求める研究は以前からなされていました。

 

 

奇しくも先日、期間を問わず利用出来る楽な修行ルートがJGC部門において発見されたため、SFC部門でもより良い報告が期待されていました。

 

 

 

 

 

考案のポイント

SFC修行の最大の問題点は、PPボーナスがないことです。JGC修行の場合、ANAのPPに当たるFOPのボーナスがJAL便の初回搭乗で5000もらえる他、りそなの口座開設で1000FOPもらえるキャンペーンなど、複数のFOP取得キャンペーンがあります。

一応、PP取得キャンペーンもないわけではありませんが、ほとんどが搭乗に応じてボーナスがもらえるというものですので、SYUGYO学会的にはあまり意味がありません。

 

 

とにかく、最終的に50000PPを取得するようなルートである必要がある訳ですが、先行の研究により、現状では3日での解脱が最速と言われています。したがって、新規ルートも3日以内でなければならず、必然的に1日16667PPを獲得するルートの考案が必須となっていました。 

 

ANAの場合、JALの路線と比較すると、プレミアムクラス(JALでいうファーストクラス)設定路線がかなり多く、特に長距離路線である「羽田〜石垣」「羽田〜宮古」「那覇〜新千歳」にも同設定があることや、「羽田〜那覇」の全てにも設定がなされている*1という大きな利点があります。

 

しかし、残念ながら、

の途中でも述べたように、それらの路線を利用したルートでは時間のロスは少なかったものの、最終的な獲得PPは目標である16667を下回ってしまいました。

 

どうしても、日本SYUGYO学会は歴史の浅い団体ですので、あの時点ではノウハウなどが蓄積されていなかったのですが、あれから約3ヶ月。ついに学会はその壁を越えることに成功しました。

 

 

条件確認

以前のルート案と条件は同じです。

羽田からの修行ルートである事、と、乗り継ぎは30分以内、という2点。これらを守った修行ルートとなります。

なお時刻表は下記公式リンク先から得た、2016年10月30日〜11月30日のものを利用しました。

時刻表[国内線]|ご予約/旅の計画|国内線航空券予約・空席照会|ANA

 

 

 

 

2017年 SFC修行用 最楽ルート案決定版

それではこちらをご覧ください。

1〜3日目
 ANA993   羽田→那覇  0640−0930 3352PP
 ANA994   那覇→羽田  1015−1230 3352PP
 ANA65     羽田→新千歳 1300−1430 1930PP
 ANA4726 新千歳→羽田 1500−1640 1420PP
 ANA1097 羽田→那覇  1715−2000 3352PP
 ANA478   那覇→羽田  2045−2300 3352PP

 計 (3352*4+1930+1420)*3=16758*3=50724PP

これが、誰でも利用可能な3日間解脱プランとなります。

 

下線の新千歳→羽田路線はAIR-DOとの共同運航便のため、PPは貯まりますがプレミアムクラス設定がありません。したがって、PPは対象運賃3扱いで計算しています。残りの5便は全て運賃1、正規のプレミアム運賃での利用です。

 

やはり「羽田〜沖縄」路線はPP獲得にはもってこいの路線ですが、単純な往復だと1日に5レグしか出来ず、2往復との組み合わせが出来る往復路線として候補に上がったのが今回の「羽田〜新千歳」路線でした。

実は(?)、「羽田〜新千歳」はANA国内路線で一番運航便が多いんですよね。その数なんと29往復!勿論、そのうち半数はAIR-DOとの共同運航便で、プレミアムクラス設定がないのですが、飛行プランの自由度が利くと言う意味ではかなり重宝します。

 

3日18レグと、以前のルートより3レグも増えてしまいましたが、その欠点も「いつでも使える」という利点が上回ると判断され、今回学会の公式案として採用となりました。

最速JGC案も3日18レグですから、どちらも同等に楽なルートが見つかった、と言う点もかなり評価に値します。

 

 

なお、年が明けた2017年1月以降の時刻表はまだ出ていないのですが、国内線予約のページから調査した限りでは、1月中旬でもこの時刻表とほぼ変わりのない運航をしているようです。

2017年のSFC修行僧の皆さんはこのプランも、是非利用してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

多分これが一番、普遍的に楽だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

JGC部門

 

 

 

 

*1:JALの場合は夏季4往復冬季2往復のみ

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