2016年11月末、何とは無しにやったアドセンス申請が、何故か通ってしまいました。
どうしてこうなった…?
正直、今でも何故合格したのかは分かりません。Google神の気まぐれかも知れません。ただ、1つの可能性については、心当たりがあります。役に立つかは分かりませんが、わたしのその心当たりを提示し、皆さんと共有してみたいと思います。
わたしの申請の流れ
第1回申請(2016/10上旬)
10月上旬に独自ドメインを取得し、google analyticsも登録しました。この時点で、記事は70程度、独自ドメイン取得から1週間程度。ちなみに、google adsenseと相性の悪い「ポイントサイト紹介」を記載した記事は20ほどありました。
それはそのままに、まずは申請。2日後、にべもなく断られます。理由はもちろん、「Googleのポリシーを準拠していない」から。まぁ、仕方ないですね。
ここでわたしがやったことですが、
- プライバシーポリシーの作成
-
誘導リンクの削除
この2つです。
プライバシーポリシーは必須のようで、ググると様々な書き方があります。コピペ可のサイトもありましたが、Google神の機嫌を損なうかも?と疑心暗鬼になったので我流にアレンジを加えました。
誘導リンクの削除についてですが。
リゾートマイラー (id:resortmiler) さんの記事にもありますが、ポイントサイトへの誘導が無ければ記事に含めても良いらしい、という情報を同時期のTwitterで見かけました(誰の呟きだったか失念)。なもんで、わたしもいけるかも?と思い、全ての記事から誘導を外しました。
本当は別アカウントでの申請を検討していたのですが、これでいけたら「楽だなぁ」と思ったのでそのまま申請しました。なお、前回申請から2週間はあけております。
第2回申請(11月上旬)
SFC修行解脱直前、出張先のホテルで(笑)申請しました。修行解脱も出来た上で、アドセンスも合格だなんて、素晴らしい出張だなぁと皮算用が弾みます。
手応えのあった試験の結果を待ち望む受験生のごとく、暇を見つけてはメール受信箱を何度も確認するわたし。そしてついに、メールが届きます。
「残念ながら」
「残念ながら」
「残念ながら」
おっふ。まぢですかい。紹介しなければポイントサイトの記事作ってもいいんじゃなかったんですかい?
失意のどん底に落ちたわたし。こうなりゃヤケです。もう知らん、ポイントサイトを含めた記事、全削除だーい!
流石に削除はもったいない(特にもらったカラースター)ので、記事を下書きに戻しました。直接ポイントサイトの話をしてなくても、あやしそうな記事は全戻し。そのせいで90記事ほどあったのが一気に50程しか残っていません。
これぞ、肉を切って骨を断つ。全てはGoogle神の寵愛を受けるため…!
第3回申請(11月中旬)
神からの警告
と、3回目の申請をそろそろ出そうかなと思っていた頃です。
いきなりメールボックスに神からの通達が来ました。
「お前、記事見つからねーんだけど?」
おっふ。これはやばい。なんかよくわからないけどやばい香りがする。
あー、でもなー、次申請するまでの辛抱だしなー…ん?前回から2週間経った?経ってるね?経った、クララが立った(錯乱)
3回目申請(2回目から15日経過後)
そんなわけで、申請です。お願い、通って、神様!あ、神様だった。
万策尽きたーっ!!
申請から今度は僅か2時間。否決早すぎませんか?そんなにダメダメなんですか?
もはや打つ手無し。がめおべら。もうだめぽ。
第4回申請(11月下旬)
仕方がないので無料版はてなで別ブログを立ち上げます。
現在(2016/11)の仕様では、独自ドメインでなければそもそも審査してもらえません。しかし、それには多少なりともお金がかかる。既に独自ドメイン(=ここ)を取得しているので、なるべくコストをかけたくない、となると、必然的に独自ドメインの申し込みは遅れていきます。まぁ、記事が溜まってからじゃないとアドセンス申請も出来ませんからね。
別ブログ用の記事をどうしようか、あーだこーだ悩みながら何日もブログとにらめっこ。こちらの記事を書きつつというのはとても辛いです。
そんな日々を送っていた頃。丁度Twitterでは「ゲス」ブームが局地的に発生しておりました。わたしも例に漏れず、ゲス=ポイントサイト誘導リンクをちゃっかり元に戻しています。一度下書きにした記事も、順々に再公開。
そんな中、こんなんで申請通ったらおもしれーなー、と、何とは無しに4度目の申請をポチってしまいました。
数時間後。
はああああああ?
グーアドまじ意味わかんにあ・・・
— つめみこ(仮) (@tsumemiko) 2016年11月29日
え、まぢっすか?え、まぢっすか?
ほんとにいいの?何かの間違いじゃないの?だって、あれだよあれ、ゲスだよ?いいの?ほんとに?
どうしてこうなった(嬉しい悲鳴) pic.twitter.com/4XIEzVNkxE
— つめみこ(仮) (@tsumemiko) 2016年11月30日
手順通り進めると2次審査もあっさり通過。そんなこんなで現在に至ります。
考察
何が良かったのか悪かったのか、考察してみましょう。
内容
ここは半年以上経過しているブログです。
記事数も、第4回申請当時は90台。それなりに長文の記事を多く書いています。リンクは沢山あり、画像や写真は主にいらすとやさんのものや、自分で撮影したものを利用しています(例外あり)。
コンテンツとしての充実度は、質はともかく量に関しては十分合格点だと思います。この点についての足切りラインがどこにあるかはわかりませんが、一般的な陸マイラーブログならなんなくクリア出来るのでは無いでしょうか。
プライバシーポリシー
おそらく必須。書き方に決まりは多分ありませんが、連絡先を分かりやすくしたり、クッキー使って情報集めてますよ、っていう通達が入っていればいいんだと思ってます。
と思ったら、そうでも無かったようです。
・プライバシーポリシー、問い合わせ窓口
⇒設置しようと思ってましたが、やり方がわからずしてませんでした。結果待ちの二次審査で落ちるかもしれませんが、少なくとも一次審査では関係ないようです。
無くてもいいのか…本当に謎いですね。
とは言うものの、最終的には無いとその後に警告が来たりする恐れもあるでしょうし、万全を期すならあらかじめ準備しておくのが良いと思います。
ポイントサイトの紹介は結局どうなの?
これは、不明です。しかし、バナーなどをサムネにしていたり、登録を誘導したりすると警告が来るようです。なので、やめた方が良いんでしょうね。
わたしのように、申請時に誘導が残っている場合は本来、合格しようがないはずです。にもかかわらず、1次審査が通ってしまった理由として考えられるのは、記事削除(下書き化)の影響を受けた事ではないか、と思います。
記事の修正が反映されるまで約2週間かかる?
404多すぎ警報が出たのは、記事の半数近くを下書きに戻した約2週間後でした。その間、検索結果としては残り続けており、リンクを辿ると404に到達する、という感じでした。無くなった記事がいつ検索結果から消えるかは分かりませんが、大体2週間なんでしょうかね。
この、記事に加えた修正が反映されるまでの期間が、今回のポイントとなってくるような気がします。
仮説
あくまでも推測ですが、記事に修正を加えた場合、それが検索結果=googlebotに拾われて反映されるまでが、約2週間と考えられます。
今回のように、ポイントサイトへの誘導などを記事から削除した場合でも、反映されるまでの約2週間は「誘導アリ」と認識されているため、いくら申請しても審査に通らないのではないでしょうか。
逆に、2週間経ってデータが更新されると、仮に誘導を再開したとしても、紹介がない状態として保存されているので、次の更新までの期間内なら申し込んでも審査は大丈夫。
そういう仮説が成り立つと考えられます。
つまり、今現在ポイントサイトへの誘導記事を持っている人は、一旦その記事から誘導を消すか、記事そのものを消した状態で2週間ほど待機し、google検索でその記事が修正されるまたは削除されるのを確認した状態で申請すれば、審査に通るのでは無いでしょうか?
まとめ
正直、まとめもなにもないですね。わたしも何が何だかわかっておりません。
しかし、膨大な数の審査を人力でやっているはずがありませんから、そこには何かしらのプログラムが働いているはずです。そのルーチンを推察するに、おそらくは検索対象として認識された記事からポリシー違反を機械的に検出し、OK/NGの判断に利用しているのだと思います。
検索対象となるデータベースの更新頻度がどれくらいかは分かりませんが、その更新に合わせて、記事の修正や下書き化を行う事で、別ブログを立てずとも審査に通る可能性を上げる事が可能なのかもしれません。
あくまで推論の域を出ませんが、誰かの参考になれば幸いです。
参考ブログ
2016年11月頃以降に審査通過された、陸マイラーの方々のブログ記事です。これから申請を考える方はこちらも是非、併せてご参照ください。