ふるさと納税でお得な返礼品としてJTBトラベルギフト券があります。
自分用メモを兼ねて、還元率最大50%の自治体を紹介。
JTBトラベルギフトとは
JTBトラベルギフトとはJTBで使えるギフト券です(そのままですな)。
全国のJTBグループの実店舗ではもちろん、電話での申し込みやウェブサイトからの海外ツアー・国内ツアー・国内宿泊のオンライン予約・決済にも利用出来ます。1円単位で利用可能な上に有効期限が10年、ネット上で残高確認まで出来る優れものです。
欠点は、当たり前ですがJTBでしか利用出来ない点ですね。
るるぶはJTB系列ですが、残念ながらトラベルギフトは利用出来ません。
また、JTB旅行券(ナイストリップ)という、紙幣タイプの旅行券は有効期限がありませんので、こちらを良く利用される方からすれば有効期限があるのはデメリットかもしれません。とはいえ、10年は十分長いので気にする必要はないと思います。
還元率50%で手に入るのは期間限定!!
さて、そんな素敵なJTBトラベルギフトがなんと還元率50%で手に入ってしまいます。
検索すべきはふるさと納税ポータルサイトの一つ『ふるぽ』。
実はこのふるぽ、JTB西日本が運営しているポータルサイトなんですね。そのため、JTBや系列企業のるるぶに関連する返礼品を多く取り扱っています。
今回のJTBトラベルギフトも、おそらくそう言った事情が背景にあるのだと思います。
ところで、ふるさと納税をしたときに貰える返礼品の正規の値段から、多くの場合還元率を計算する事が出来ます。これを還元率と言ったりする事が多いのですが、2017年4月以降は総務省からのお達しにより、これを30%に制限する自治体が増えてしまいました。
山形県など、一部の自治体はこれに反発して還元率を下げていなかったりしますけどね。しかし、多くの自治体はこのお達しに追従したり、する予定だったりします。
そういう意味で、還元率50%でJTBギフト券が手に入ると言うのは現状、とてもお得と言う訳です。
ただし、これに必要な寄付額は最低10万円。家族構成にも因りますが年収700万以上でないと控除が貰いきれません。その点が、ややハードル高目ですね。
2018/4/1時点での参加自治体
2018/4/1現在、以下の自治体でJTBトラベルギフトの返礼品を用意しています。
- 大阪府岬町(50%)
- 栃木県矢板市(50%)
- 茨城県守谷市(?%)
- 大阪府和泉市(?%)
- 和歌山県九度山町(50%)
- 大阪市千早赤阪村(50%)
- 和歌山県紀の川市(50%)
- 鹿児島県南種子町(?%)
- 鹿児島県中種子町(50%)
- 鹿児島県大崎町(50%)
- 鹿児島県奄美市(50%)
- 鹿児島県和泊町(50%)
- 静岡県藤枝市(50%)
- 和歌山県那智勝浦町(50%)
- 和歌山県高野町(20万〜、25%)
全て10万円以上の寄附が必要です。期間限定で2018/6/30までとなっていますが、好評であれば早期終了する場合もあります。
注意点として、鹿児島県南種子町、大阪府和泉市、茨城県守谷市はギフト券の額面(ポイント)が明記されていません。こちらの自治体を利用する場合は事前に確認すべきでしょう。
また、和歌山県高野町は他自治体と違い、20万円単位の寄附が必要なうえに、返礼品は寄付額の25%分相当です。どうしてここだけ、そういう設定にしたんでしょうか…
2018/1/31までの期間限定でおまけつき! 終了しました
で、2018年のトラベルギフトは一部自治体ではボーナス返礼品がついてきます。
- 鹿児島県中種子町:冷凍安納焼き芋500g*4+1個*11袋
- 鹿児島県南種子町:安納芋5kg、寄付額に応じて増量/黒豚しゃぶしゃぶセットなど追加
- 鹿児島県大崎町:うなぎ2尾、寄付額に応じて黒豚や黒毛和牛など追加
寄付額の50%分の返礼品(トラベルギフト)だけでも凄いのに、更におまけまでもらえるなんてお得すぎますね!
まとめ
金額的に難易度は高いですが、収入の高い方は是非、今年の寄付先として検討してみてください。
参考です。
ふるぽはいわゆる『JALのふるさと納税』のポータルサイトでもあります。こちらには還元率60%を超える怪物級の返礼品もありますよ。
還元率は低い(30%)ながらも有効期限なし。ふるなびのグルメポイントという返礼品についてです。
ふるさと納税では返礼品だけでなく、他にもポイントやマイルを貯めることが出来ます。折角のシステムですから、更にお得を突き詰めましょう。