ソラチカショック*1から早2週間ほど経ちますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
わたしなんかは各種ポイントをかき集めても2018年度に交換出来る上限240000メトロポイントには全く届かないんですが、同様に諦めた方や、逆に仕込みも終わって次の手を打っている方々も多いんでは無いでしょうか。
さて、この2週間ほどの間に脱ソラチカとでも言いましょうか、次のマイル錬金術方法を皆さま編み出しておられるようです。第一の候補が通称LINEポイントルート、次点で昨年末に新規設定されたnimocaルートが今後の主軸になっていくようですね。
LINEポイントは入り口であるメトロポイントへの交換が今後規制される可能性が高く、加えて個人的な考えではありますが個人情報を売り渡すには怖い企業であるとの思いも強く、わたしは利用する予定はありません。散々ポイントサイトで個人情報を売っているくせに何を今更、とのお叱りもありましょうがまぁ気にすんな。
問題はnimocaルートです。現時点でのメリットデメリットを記すと、
メリット
- nimocaPからANAマイルへの交換上限なし
- 交換レートは0.7倍固定
- nimocaPへはGポイント(交換手数料無し)やPeX(交換手数料500P)から交換可能
デメリット
- nimocaPの有効期限は加算された翌年12月末まで
-
ANAマイルに交換出来る場所が限られている
www.nimoca.jp
でしょうか。
中でも最大の問題点は、マイルに交換出来る場所が九州地区または函館にしかないということです。在住者は良いでしょうが、そうでなければマイル交換のためにわざわざ出向かないと行けません。
もちろん、旅行のついででもいいでしょうし、そもそもマイルが腐るほどある人には特典航空券で行けばいいだけだから問題ないでしょう。
しかし、どこまで本気か分かりませんが、オカマ*2の中には交換代行を請け負うと言う方もおられるようです。Twitter上での呟きなら冗談でも済むでしょうが、ブログでもそんなことを目にした日にはもう…
ちなみに、nimocaルートに必要なクレジットカードはANA VISA nimocaカードと言うのですが、当たり前ですがVISAカードです。
https://www.smbc-card.com/mem/kiyaku/pdf/smbc-card_kiyaku.pdf
これはググれば出てきますが、発行元の三井住友のカード規約です。
第2章第6条3項
会員は、カードおよびカード情報の使用・保管・管理を善良なる管理者の注意をもって行うものとします。会員は、カードを他人に貸与・譲渡・質入・寄託またはカード情報を預託してはならず、また、理由の如何を問わず、カードおよびカード情報を他人に使用させまたは使用のために占有を移転させてはなりません。
同様の事はnimocaの会員特約にも書いてあります。
第4条2項
会員は、善良なる管理者の注意をもってカードを管理するものとします。また、会員は、カードを会員ご本人のみにおいて利用するものとし、カードを第三者に貸与、質入れ、譲渡等により第三者に使用させることもその占有を第三者に移転することもできません。
当たり前ですが、クレカは他人に貸し出してはいけません。例えその人がクレジット機能を使わないとしても。
そもそも、同じ趣味があると言う共通点があるだけの他人に、自分の信用を預けられるもんなんでしょうかね?
これ、バレると最悪nimocaルート自体が消滅しかねない悪手ですよね。大人しくしてればweb上での交換が将来的に出来るかもしれませんが、身勝手なユーザーがいればnimoca/ANA/VISA側はやめてしまうでしょう。不安定なLINEポイントルートも消えてしまえばもはや打つ手無し、暗黒の時代に突入です。
そうそう、これはVISAカードですから、ここで不始末を起こすとその人の所有する同じANA VISAカードが軒並み潰れる可能性があります。SFC修行僧はVISA(ゴールド)カードを利用している事が多いですから、折角手に入れたSFCカードを没ッシュートされたくなければアホなことはしない方がいいですよ。
ちなみに、ANA VISA nimocaカードは年会費2000円+税ですが、web明細とまいペイすリボをに設定すると751円+税になります。一方、毎年カードを更新する度に1000マイルもらえますのでマイル単価1円を切ります。死蔵カード*3としてとても優秀ですね!
末長ーくnimocaルートを使うためにも、常識を弁えた使い方をしましょうね、みなさん。